遊星のデュエルをずっと支え続けてきた仲間たち
いくら攻撃力が低くても
いくらレベルが低くても
遊星がずっと愛して使ってきたモンスターたち
遊星のデュエルをずっと支えてきた仲間たちだ!
と、いうことで初めての投稿になります。初めましてネルネです。
初投稿ということで今回は僕の大好きなアニメ遊戯王5D'sから彼を紹介したいと思います。
前置きでお分かりの方もいるかとは思いますが、その彼とは
そう、『ジャンク・ウォリアー』です。
5D'sという作品で一番最初にシンクロ召喚され、一番最後にシンクロ召喚されたシンクロモンスター。
遊星の手元にスターダストがない初期から相棒として活躍し、最終回の遊星VSジャックのデュエルでは原点回帰として文字通り作品としてのフィニッシャーとなったシグナー竜を除いた中では5D'sを象徴するモンスターの一体と言ってもいいでしょう。
僕は放送当時から不動遊星というクールでかっこよく、熱く、さらには真剣にシュールなことをしてしまうキャラクターが大好きなので、彼の使うシンクロモンスターたちもOCGで実際に使いたくで仕方がありません。
しかし、現実はそう甘くない。
2017年から導入された新ルールによるリンク召喚の登場によってシンクロ召喚は逆境に立たされています。
今でこそ強力なシンクロ介護のリンクモンスターハリファイバーの登場だったり、リンクモンスターのプール増加で多少マシにはなっていますが、いかんせん遊星の使うウォリアーSモンスターたちはその召喚縛りのせいでうまく戦うことができないのが現状です。
一番の原因は言わずと知れたクソリティアの申し子てんとう虫『レベル・スティーラー』の禁止でしょうか。
登場した時代が時代なので勿論リンク召喚に使えないなどという縛りもなく、今現在このカードが顕在だった場合それはもうひどいことになっているに違いありません。
今後、エラッタされない限りこのカードが復帰することは絶対にありえないでしょう。
一時代を築いた『ジャンクドッペル』デッキでもこのカードはひたすら使用され続け、数多のデュエリストたちに『シューティング・クェーサー・ドラゴン』の安定した召喚をもたらしてくれました。
では、なぜこのソリティアの権化のようなカードがないだけで辛いのか。その理由はこのカードの効果である『レベルを一つ下げる』という点にあります。
遊星デッキに革命を起こした『クイック・シンクロン』はレベル5。
このカードの特殊召喚条件である手札コストでスティーラーを落とせば、そのままクイックのレベルを一つ下げ特殊召喚、続けて4+1で☆5のシンクロモンスターたちに繋げることができます。
しかし、もうこれはできない。
つまり、『クイック・シンクロン』を用いて☆5の『シンクロン』指定Sモンスターたちを現実的な方法で出すことができなくなったのです。
これは『ジャンク・ウォリアー』だけでなく、『ジェット・ウォリアー』にも言えることですね。
彼もすっかり影を潜めてしまいました。
クイックが使えないならやはりこいつを使うしかない。
みんな大好き『ジャンク・シンクロン』。
墓地から『ドッペル・ウォリアー』を蘇生するなど、今でも決して弱くない安定した強さを誇る『シンクロン』チューナーモンスターです。
現状、『ジャンク・ウォリアー』を使う上で必須のモンスター。こいつ一体でそのまま『ジャンク・ウォリアー』のシンクロ召喚まで繋げることができます。
『調律』や『増援』と合わせてデッキ7枚態勢でいきましょう。
『ジャンク・ウォリアー』で相手をぶん殴るデッキならば蘇生させたいのはこいつ。
「なんやこいつは!遊星はこんな奴使ってへんぞ!!」
ごもっともです。ですが、一番簡単にスクラップ・フィストをかましたいのであれば実に合理的。
まず、この電卓を墓地に叩き込み、『ジャンク・シンクロン』の召喚時効果で蘇生してあげてください。
その時、
『地獄の暴走召喚』を発動して電卓を三体に増やしましょう。
ジャンクロンで蘇生したモンスターの効果は無効化されるため、蘇生された電卓の攻撃力は0なので安心して発動してください。
……え?これじゃあ相手にもモンスターが増えてしまうじゃないかって?
ご安心を。一撃で終わらせれば例え相手の場に何体いようと関係ありません。
それではお待ちかねのシンクロ召喚です。
『ジャンク・シンクロン』と効果が無効になっている『ザ・カリキュレーター』で☆3+☆2
「集いし星が 新たな力を呼び起こす 光差す道となれ シンクロ召喚!」
「出でよ ジャンク・ウォリアー!」
召喚時に効果が発動。『自分フィールドのレベル2以下のモンスターの攻撃力分このモンスターの攻撃力をアップする』。
ですがちょっと待ってください。
『ザ・カリキュレーター』は自分フィールドのモンスターの合計レベル×300の攻撃力を持つという永続効果を持っています。
と、すると。今存在するのは『ジャンク・ウォリアー』1体と『ザ・カリキュレーター』が2体。
5+2+2=9で2700の攻撃力を持っていることになります。
それが今2体います。
つまり、
2300+2700+2700=7700
『パワー・オブ・フェローズ』!!
攻撃力7700の『ジャンク・ウォリアー』が爆誕しました。
さぁ、準備は完了です。バトルフェイズへ移行します。
それではこの二枚の効果を発動させましょう。
魔法カード『スクラップ・フィスト』。
効果を略するならジャンク・ウォリアーに
・攻撃時に相手は効果を発動できない
・貫通ダメージ
・相手に与える戦闘ダメージ倍
・バトルでジャンク・ウォリアーは破壊されない
・戦闘で破壊できなくともダメステ後に破壊する
という至れり尽くせりな効果を与えます。
仕上げに
ダメージ計算時に『ラッシュ・ウォリアー』を捨ててあげましょう。
その効果によって『ジャンク・ウォリアー』の攻撃力はなんと倍になります。
さて、この場合どうなるでしょうか。
攻撃力15400
攻撃宣言からバトル終了まで効果は発動できない。
戦闘ダメージ倍
貫通
はい、殺意しか感じられない化け物が完成しました。
こうなった場合、相手が青眼だろうと、ゲート・ガーディアンだろうと、F・G・Dだろうと関係ありません。
渾身のスクラップ・フィストを叩きこんでワンパンでゲームを終わらせてやりましょう。
以上、高速化の進んだ現在の遊戯王でも『ジャンク・ウォリアー』を活躍させる方法の一つを紹介しました。
割とよく知られている手段ではあると思いますが、そこはご了承を。
次回はこのコンセプトを軸に、なおかつ支え続けてきた仲間たちを加えたデッキを紹介してみたいと思います。
Sさん「いつものように俺を使え!遊星!」